I wish you were pizza.

よく喋る子どもがふたり、先天性心疾患の末っ子は入院中です。

産まれました

出会い、妊娠、結婚、出産の2018年

2018年は本当に色々ありすぎた。

彼氏ができて、突如妊娠して、家族と職場に衝撃を与えてしまった。自分が一番びっくりしてたけど。そこから吐いて吐いてのつわりの日々。さあ入籍!と思ったところで入院に。なんでも一人でやろうとしてたのが、ありがたく頼れる人にお願いするようになった。退院後は時短勤務に病気休暇と、本当にたくさんの人の支えがあって乗り切った妊娠生活だった。安定してからは、マタニティスイミングや妊婦の集いに通ってママ友(?)ができたり、今のうちにと美味しいお店で食べ納めしてたらあっという間に出産予定日。経産婦かというほどのスーパー安産で大きな女の子が産まれたのでした。

 

産後の二ヶ月

娘が生まれてからは、二時間三時間おきの授乳に、初めてだらけの育児、(お世話になりまくって感謝でいっぱいだけど)一ヶ月超の義実家での生活に閉塞感を感じ・・・と、とにかく目の前のことを乗り越えることに必死。

元の家に戻ってからは、娘とふたりの状況で、どうやってスーパーに行こう?どうすれば料理なんてできるんだ?わたしはいつ髪を洗って乾かす?と、生活の全てが試行錯誤。一ヶ月経ってやっと流れがつかめてきたように思う。娘も泣いたり笑ったり、心の底からかわいい(泣き声をうるさいと思ってしまう余裕のない時もある)。

 

友達もたくさん会いにきてくれて、なんだか妊娠前とも人付き合いが変わったかな。恋愛や結婚の話になると「大丈夫、一年もあれば出会いから出産までできちゃうよ!」と謎のエールを送る。産んでみて思うのは、結婚・妊娠・出産は博打。ある程度コントロールはできても何が起きるかわからないから、そもそも計画しようとすることがナンセンスなのではと思う。人生の色んな波にのって、その都度仕事は調整していけばいいかな、と今は考えているところ。また変わるかもしれないけどね。

 

2019年は家族と自分を軸に

人生って大事だな、仕事の前に自分がどう生きるかだなと思ったところで、遅まきながら今年の抱負をここに書きます。

娘の今を全力で愛して、記録にのこす

 本当に毎日凄まじい勢いで成長してる。育休の間、後悔のないよう精一杯子育てしたい。

旦那さんのON/OFFを全力でサポートする

 少ない休みでも目いっぱい娘の成長を一緒に楽しめるようにしたい。

美味しくてヘルシーな料理を楽しんでたくさん作る

 最近やっと料理が楽しくなってきた。食べてくれる人の喜ぶものを作りたい。同じレシピをふり返り・繰り返し作ることでアップデートしていきたい。

いつでも人を呼ぶことのできる家をキープする

 娘が生まれて、お家に来てもらうことがめちゃくちゃ増えた。人が来ると自然と整う!

おもてなし料理を15個マスターする

 呼ぶ側のフットワークを軽くする(?)ため。ごはんの時間の来訪はちょっと・・・とか、なくしたい。

即応答を心がける

 主婦の生活、タスクがありすぎる。やり忘れた!をなくすためには即応答が一番効きそう。

毎日運動とストレッチをする。8月までにマイナス8キロ

 産後太りが解消できていなくてやばすぎる。結婚式も控えているので・・・

自分に手をかけることをおろそかにしない

 子育て中は自分のこと色々後回しになっちゃうけど、サボらない!

毎月一冊は本を読む

 どうしてもインプットが減るので。あと、将来娘にいいチョイスの本棚をプレゼントしたいから。

日本の歴史の流れを知る

 知らなさすぎるので。色んな世代の人と話をするようになったし、今しかできない気がする。

日記とブログに考えた跡をのこす。

 これが一番必要かも。毎日きちんと生活して、思考停止せず自分の軸とかやりたいことを見つけて、働き方を考えるときに役立てたい。今人といろんな話をするけど、とにかく自分の言葉が今まで以上に出てこないのが最近のもやもや。

 

なんだかあれもこれもと欲張ってあっという間に育休期間も終わっちゃう気がする。やることやって、やりたいことを諦めない2019年にしたい!

6/20(水)の晩ごはんと、翌日の朝ごはん

・・・さすがに時間が経ちすぎてしまって、あんまりよく思い出せない。コンスタントに料理してないと、追われる感じがなくて溜めちゃうな。

晩ごはん

f:id:khkaori:20180625223653j:image

大根ときゅうりのサラダ
cookpad.com

これ、作り置きには味が濃くなっちゃって向かないかも。

 

ピーマンの肉詰め

cookpad.com

【発見】ピーマンの肉詰めって縦に二等分のイメージしかなかったけど、輪にして詰めることもできるのだな。

片栗粉が上手くいかず、不思議な食感に・・・彼には不評。余ったお肉は玉ねぎを加えてハンバーグもどきにしてみた。

 

いなりずし

cookpad.com

賞味期限の迫った油揚げ消費を考えた結果、いなりずしに。ちょこちょこ破けちゃったけど、油揚げの味付け前にしっかり袋状に整形しておけば改善しそう。

 

あさりの味噌汁

cookpad.com

【発見】砂抜き、時間のかかるものだと思ってたけど50℃のお湯に15分ほどつけておけばできちゃう!(彼は気になったみたいだけど・・・)

いつものお味噌汁と違ってお酒を入れたためか、少し風味が変わった。

 

レシピを振り返ってみると不思議と記憶が取り戻せるもので。この日は帰って料理する気も起きず、母から以前聞いたワーママさんの真似をして帰宅即入浴!帰って休憩する時間もないので、お風呂でそれを兼ねるそう。彼が帰ってからだと時間に追われてさっと入ることになってしまうし、何もせずだらだらしてしまうよりいいかも。彼の前ですっぴんでいることにも入院を経て慣れちゃったな。

 

スポーツ選手の奥さんの番組を観ながら作ってたのだけど、気持ちの入れようが一人暮らししてたころの何倍もって感じ。旦那さんのサポートに徹する料理上手な奥さんも、旦那さんとともに子どもに全力を注ぐ奥さんも、別々で暮らしながら旦那さんの夢を応援する奥さんも、みんなそれぞれに葛藤があって、それも魅力的だなあなんて思った。

 

ついでに翌日の朝ごはんも。

朝ごはん

f:id:khkaori:20180625223822j:image

カレーピラフ

cookpad.com


ずっと作ってみたくて、買っておいたカレー粉がようやく使えた!にんじんがゴツくて火が通りきってなかったのは反省ポイントだけど、美味しくできた。ミックスベジタブルを買っておくとさっと作れそうだな。

 

二人家族で外食が入ると、作り置きを余らせちゃうのが最近の悩み。少しずつ作ればいいのかなあ。

 

 

 

 

6/18(月)の晩ごはん 料理は気持ち

この日は日中久しぶりにみっちり会議もして、冒頭はおいおい大丈夫かってくらい言葉が出てこなくて、でも互いに言葉を出し合っているうちにどんどん整理されていく感覚に興奮しつつ、頭もパンクしそうに。仕事で遅くなったうえ連絡も取れず彼に心配をかけてしまって、日々の至らなさに思い余ってボロ泣き。仕事復帰してから家で泣くことが増えた・・・大人なのに。余裕がなくなってるのか、妊婦って情緒不安定になるものなのか、なんだか毎日どきどきハラハラしていて落ち着かないな。子どもが生まれたら、今の比じゃないんだろうなあ。

そんな余裕のないなかつくった晩ごはん。料理って気持ちだな!と痛感した。

晩ごはん

f:id:khkaori:20180621084757j:image
・・・なんだか見た目からも余裕のなさが伝わる。

アジフライ

cookpad.com


初の揚げ物に挑戦。シソがいい味を出してる!買ったときはこの量で二人おなかいっぱいになれるかな?と思ったけど、揚げてみると身がふわっとして満足。
【反省】衣がところどころ取れちゃった。もっと落ち着いて調理するのと、パン粉をつけたら順次揚げていってしまうのがいいかも。

 

ニラのスープ

簡単3分!にらと玉子の酸辣湯スープ by アップルミント15 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが291万品


以前作って好評だったこちらのレシピ。余裕がないせいか、前のほうがおいしくできたなあ。

 

ここ数日の余裕のなさから職場でも申請まわりで迷惑をかけてしまい、上司に叱られてしまう(初めてかも)。今の状況を心配して色々手助けしているのに、それに甘えて手筈が疎かになってはいけないと言われ、改めて気を引き締めなくちゃと思う。優しい言葉をかけてくれる人ばかりで、たしかに少し緩んでしまっていたかもしれない。会社の制度を利用して働かせてもらっている以上、押さえるところはきちんと押さえないと。体力面で粘るとか(やりがち)、自分を過信して変な意地を張るのではなくてね。

というわけで、何かあっても慌てず済むように朝ちょこちょこ作り置き作戦を実行中。


朝の作り置き


彼が飲み会の翌日は大抵シリアルかパンで良いので今まではここぞとばかりに休んでいたけど、帰宅してくたくたのなか作るよりもハードルが低いし洗い物も少なくて済む!お弁当の中身も日々アップデートされる!というわけで、いまのところ好調。(お弁当作りと並行して料理してたら、お弁当よりも先に朝ごはんでしょ、と彼に言われてしまったけど)

 

にんじんとピーマンのきんぴら

cookpad.com


1/3の野菜に調味料1/2でつくったら少し味が濃いかも。でも、お手軽で彩りになってよい!

 

小松菜と油揚げの煮びたし

cookpad.com

油抜きという技を初めて知る。なんだか油揚げがふんわりするような・・・優しい味がする。

 

ナスとトマトのマリネサラダ

cookpad.com


これ、めちゃくちゃ美味しい!ナスこんなに入れるんかい~と思ったけど、あっという間に無くなりそう。夏の間いっぱい作るぞ~

 

しばらくは、試行錯誤が続きそうだな。

専業主婦について考える

面白いなと思った記事。

p-shirokuma.hatenadiary.com

わたしもこの記事にあるように「自立した女性は素晴らしい」にとらわれ、「自立していない女性は駄目である」の不寛容な価値観を捨てきれていないと思う。高学歴ではないから、なんとか喰らいついてお仕事をもらう側だけど。

専業主婦の母のもと中高を女子校で過ごし、第一線で働く父に憧れるも志望校に落ち(圧倒的努力不足)、最終形態は専業主婦で生きていこう!とゆるゆる女子大に入った。ゆるゆる女子大のゆるゆる学科ながら、共通科目でなぜかフェミニストの旋風を受け(?)、親に禁止されながらもこそこそとアルバイトを始め、女子寮のガチガチの門限と戦いながら自由な時間は親の目がないのをいいことに遊び呆けた。そのうち、働くって楽しいし自由に遊ぶ身でいたい、家族のクローズドな世界に生きる自分の母親みたいになるのは嫌だ、と就職活動を始める。女性管理職を目指します、なんて言うと面接官は待ってましたという感じで歓迎してくれて、これが正解なんだなあなんて思う。

でも今、突然妊娠して結婚して、彼には「その仕事続けられるの?もっと合ってるものあるんじゃない?」と言われて何も言えない自分がいる。記事にある「『既存の価値観で素晴らしいと言われているもの』」に合わせた人生を過ごすのはもったいない」の言葉が耳に痛い。

自分が本当にやりたいことって何だろう?今の仕事では、自分一人では触れられない世界に踏みこめるのが楽しくて、憧れる存在に少しでも近づきたい一心で頑張っている。でも挫折も多くて、そんな時に売店のおばちゃんの笑顔が沁みたりすると「やっぱり自分に向いてる接客の方が周りを幸せにできるんじゃないか」と思う。職場では活躍する女性がかっこよく見えて、妊婦さんの世界では専業主婦で子ども第一の生活を送っている人が満ち足りているように見える。

「世間や他人の価値観を内面化するあまり、自分独自の価値観や考え方が皆無に近い人というのがいる。」・・・これってわたしのことじゃなかろうか。人と会っていても自分の話をするのが苦手で、彼にも「全然自分の考えを話さないよね、これから何十年も一緒にいるんだからくだらないことでも何でも話してよ」と言われてしまう。もう手遅れかもしれないけど、たくさん本を読んでいろんな考えに触れて、文章を書いたり人に話して自分の考えを言語化して、自分の軸を見つけていきたいな。これ、学生の頃から言ってるような気がするけど。

専業主婦とひとくくりにしても、本当にいろんな人がいる。学生の頃は家で父親に意見できない母親の印象しかなかったけど、彼のお母さんは献身的で彼からリスペクトされているし、趣味の場で才能を発揮している人もいる。自分の母親だって、わたしが入院してから祖母の病院とはしごしてたくさんお見舞いに来てくれて、なんでも相談できて、すごく頼りになる存在。ひとりの人をとっても、(家族でさえも)見えている部分は一部に過ぎないなって思った。自分にとってのロールモデルはたくさんいるけど、局所局所でのお手本に過ぎなくて、その人の人生まるごとなんてわからない。もしかしたら見えないところでは何か悩みを抱えているのかも。

妊娠してからお休みをいただいて専業主婦(仮)期間になったこともあったけど、家事にすべての時間を注げて嬉しい反面、なんとも言えない無力さも感じた(入院中なんて家事もできなくて、何か少しでも社会のためになることをとForsquareのTipsを書き連ねたりした。何やってたんだろ・・・)。仕事に復帰して、身体が思い通りにいかなくて色んな人の力を借りながらでちょっと肩身が狭いものの、少しは役に立つこともあるのかなと思える。一日家にいるよりも、メリハリがつくかな。
社会人としても、主婦としても、母親としても半人前だから、それぞれでレベルアップしてみないとまだまだ分からないことがたくさんあると思う。ただ考えなしに乗り切るのではなくて、言語化を意識して自分の納得できる落としどころを見つけていけたらいいな。

家事本の記録

 

 

入院中に読んだ本の振り返りもできていないけど、図書館で借りた家事本の記録。料理も苦戦中だけど、家事も段取りが悪い!そもそも家事って家によるところが多くて何が正解かわからない・・・ので、この週末は本に頼ってお掃除を頑張ってみました(物ごとに行き詰ると本に答えを求めがち)。

 

『「朝家事」のすすめ』「ついで」の活用

 

「朝家事」のすすめ!

「朝家事」のすすめ!

 

朝家事のワードに惹かれて借りた本。いつも朝バタバタで、帰宅してまず朝の混沌を片付けるところから始まってしまっているので・・・冒頭、なぜ朝家事か?との部分で「帰りたくなる家にしておく」というのが納得感があった。
家事のいろはが分かっていない自分には勉強になることばかり。野菜は根を下にして保存するとか、水溶性の汚れにはクエン酸、脂性の汚れには重層など。クエン酸はちょうど買ってあったので早速オレンジのアロマオイルを垂らしたクエン酸水を作ってみたら、お掃除が楽しくなった!基本的に一日で使い切れる量づつ作るので、まだ余ってるしここにきれいにしちゃおうという気になる。引越し以来、初めてレンジを拭いたけど結構ホコリ被ってるものだなー。
食器も溜めてしまうと面倒だけど、料理するたびに、食器を下げるたびに洗うとさっと済ませられる。帰ってきて片付け面倒だな~と料理の着手が遅れてしまうこともなくなりそう。家事って溜めずにちょこちょこやっておいてハードルを下げるのがいいのかも。週末まとめてと思っても、せっかくの週末が家事でつぶれてしまうのももったいないもんな。
ちょこちょこやっておくためには、「ついで」の活用が必須。ゴミを見つけたときに、冷蔵庫を開けたときに、洗面所を使ったときに、さっと掃除できるように道具を置いておく。ついでを活用していると、掃除してるっていうより後々のため・・・と善行を積んでいる感じで楽しいかも。こう書くとちょっとスピリチュアルみが出てきてしまうけど、家事本が実践的なノウハウとともに感情に訴えるような一文を添えてるのって、仕事みたいに成果をやりがいに結びつけようとすると家事の場合「きれい=気持ちいい!」って感覚的なところに行きつくからじゃないかと思う。

『家事の花道-きれいに暮らす12ヵ月』時期の活用

家事の花道 きれいに暮らす12ヵ月

家事の花道 きれいに暮らす12ヵ月

 

朝家事の本で雨の日の湿気を活用して窓やベランダのホコリ掃除をと書いてあったことに驚いた。すべてをルーティン化してしまうのでなく、毎日やる必要がないものは小分けにして適したタイミングに取り組むのが良さそう。
この本は、家の中を12ブロックに分けて月ごとに少しずつ進めていくというもの。6月はやっぱり梅雨のカビ対策。料理をするようになってキッチン周りの衛生面も気になりだしたり、朝家事の本でついでに拭き掃除して思い立った洗濯槽のカビ取り、本格的に取り組もう!と感化された。
他の月も、重層はにおい取りになるので箱を開けたまま冷蔵庫保存など、勉強になることばかり。料理も同じようにレシピをなぞるだけでなく、なぜこれをする必要があるのか、これを入れるとどうなるのかを知ったうえでできるようになりたいな。

 

 

先週後半料理があまりできていなかったので、今日のお弁当はちょっとイマイチ・・・今週もがんばろう!

↓唯一作った混ぜるだけのサラダ。美味しくてほぼ一人で完食・・・

cookpad.com

入院生活 Numbersで家計簿、生活の知恵がつき始める

書き途中だった入院話の続き。

5.28 入院四日目 検査

この辺りから毎朝測る体温と血圧を記録にのこすくらいの余裕が出てくる。尿検査と採血による血液検査など、基本的に全てお部屋で済んでしまう。検査の結果経過は良好だそう。

母と彼が来てくれる。千疋屋のゼリーをみんなで食べて、楽しいな~。彼は午後テレワークにして病室で過ごしてくれたので、お互いにPCで鬼のように仕事してる夫婦だと思われたかも。わたしは日記つけてただけだけど、こういう働き方ができるのって良いよなあと思った。

会社の休暇の件で、この日中に入院の診断書をお願いしていたんだけどなかなか手に入らない。いろんなお医者さんや看護師さんにお願いした結果、文書局からお願いする必要があったことがわかる。結局手配していただけたものの、それならそうと教えてよ~と思った。会社でも決まりは決まりとキチッと線引きしなければならないのもわかるんだけど、診断書一ついただくだけで一苦労なのでもっと面倒じゃなくして欲しいんだけど・・・社会人ってこういうものか。お休みいただけてるだけでありがたいな。

そしてついに!やっとシャワーの許可が出た!点滴を止めて、針を刺した部分が濡れないようにぐるぐる巻きにしてもらって浴びる。湯船はないけど、お風呂大好きなので嬉しい。QOL爆上がりって感じ。

 

5.29 入院五日目 家計簿をつけ始める

22時消灯のせいか、朝やたらと早く目覚める。午前中は日記をつけたりアウトプットの時間に充てて朝食後に検査、午後から面会、合間に読書という生活になってきた。せっかく時間が有り余っているので今のうちにやることやっちゃおう、と家計簿をつけ始めた。色々方法は迷ったものの、記録に残しやすくカスタマイズしやすいのでExcelで!調べてみると、Mac搭載のNumbersだと家計簿のテンプレートがあるみたい。勉強がてらこっちを使ってみる。

参考にしたのはこのサイト。

母が来てくれたので、スタバまで付き合ってもらってWi-Fiを捕まえる。年配の方など、ノートPCを広げてせっせと調べ物をしている人も多い。わたしはスマホがあるからそこまで困らないものの、やっぱり病棟も各階Wi-Fiが使える場所があると良いよなあと思った。長期入院だとルーターは必須だな。

母と仕事の話をする。一連のつわり、入院で産後復帰が不安になってしまった。かと言って今オフィスワークを辞めてしまうと子持ちで経験も浅くで復帰は難しそう。専業主婦の母を見ていて、できれば仕事は続けたい思いがあるし、まずはできるところまで頑張ってみるしかないね、と言い聞かせる。

お風呂に入って、仕事終わりの彼が来てくれる。院内のコンビニまで付き合ってもらうのが日課となっているんだけど、毎日のようにペットボトルのお茶とお水を大量消費するので、この日から2Lペットボトルのお水と1Lパックのお茶にしてみる。パックのお茶は結構味が濃いので、お水で割って飲むとちょうど良いかも。やたらとビスコが食べたくなったので、太るからと難色を示す彼にじゃんけんで勝って買ってもらう。子どもか・・・

先生にお願いしていた蕁麻疹の塗り薬を受け取る。熱が落ち着いてから、また蕁麻疹が出てくるようになってしまった。妊婦はやはり出やすいのかな?前に出ていたのは仕事のストレス起因ではなかったようで安心。

 

5.30 入院六日目 看護師さんと仲良くなる 彼の友だち夫婦がお見舞いに

一年半前に同じ病院で出産したという、ひと回り上の看護師さんと仲良くなる。めちゃくちゃサバサバした人で、エコー写真が大量すぎて似た構図のものはどんどん捨てていたとか、お医者さんに世界の文献を当たってもらってワイン一杯程度なら妊娠中でも問題ないとわかったので安定期はちょっとお酒も楽しんでた・・・とかとか。お酒はさすがに飲まないけど、病院の話とか産後の話とか、いろいろ聞けて安心したかも。いつもは違う階で今日はヘルプに来ているそう。看護師さんもそういうのあるんだな~。ちょくちょくお部屋に寄って話し相手になってくださった。

母が病院近くの和菓子屋さんに寄ってきてくれたので、撮影大会。こんなちょっとしたことが楽しいな。遠いのに、少しの時間でも顔を見せにきてくれてありがたい。

彼のお母さんはスイカを持ってきてくださった!彼のお母さんは同じ病院で三人産んでいるので、例の看護師さんと一緒に産科の話で盛り上がる。彼のお母さんは産後の入院で病院のドクターの奥さん二名と同部屋だったので、旦那さんが毎日帰り際に顔を見せてくれていたのが羨ましかったとか。

夕飯を食べていると、明日の血液検査の結果次第では予定よりも早く退院できるかも!とお医者さんが報告にきてくださった。まだわかりませんが、と釘をさしつつもニコニコで話してくださって、すごくいい人だなあ・・・出産まで頑張ろう!と思えた。

彼と、彼の友だち夫婦がお見舞いにきてくださった。大量のウィダーと温泉の素が手土産で笑った。来てもらうの申し訳なく思ってたけど、やっぱりお話ししてるとすごく楽しい。久しぶりに病院の人と親戚以外と会えて、お外に出られたような気分。話し疲れたような、興奮が残るような感じで就寝。

 

5.31 入院七日目 入院後初の診察

朝から尿検査に血液検査。結果次第では帰れるはずだし、とっても元気になっていたので期待が膨らむ。どきどき。

毎日助産師さんがタイミングをみてドップラー検査(赤ちゃんの心音を診る)をしてくださるんだけど、この日の担当の方は入院時も診てくださっていたようで(熱でうなされてよく覚えてない)、「赤ちゃんも心音落ち着いたね~本当に良かった!」と・・・温かいなあ。

熱も下がって安定しているので、点滴の抗生剤は今週いっぱいでおしまいにして、つなぎっぱなしの大きい点滴も本数を減らしますね、とお医者さんから説明。点滴の刺しっぱなしの針が血で固まってしまったので、刺し変えることに。入院時の看護師さんが担当してくれて、採血の難しい患者さんは緊張するので朝一番にはいかない話とか、逆にそういう患者さんに燃える看護師さんもいるお話などを伺う。やっぱりお仕事って面白いなーと思う。入院時に看護師さんのおかげですごく安心したこと、お礼など伝えられて良かった。

朝の検査の結果、月曜日に再検査が必要だと伝えられる。週末退院、できなかった・・・貧血の数字が気になるので、夕食後に錠剤(真っ赤!)が追加されるとのこと。プルーンとか飲んでも良いですか?と聞くと、飲んだからといって数字にすぐハネる訳ではないので大丈夫ですよ~と。すぐには使われない予備の所に格納されるのだとか。色々突っ込んで聞いてみると面白い。

入院後初めての診察があった!救急の時にお世話になった見覚えのあるお部屋で。二種類のエコーをとり、これが赤ちゃんの顔ですよ~と見せられるも、まだなんだか宇宙人っぽくてこれが我が子!という感じはない・・・まだ100グラムくらいらしく、そんなにちっちゃいのに母体はめちゃくちゃ変化でてるよすごいなあと思った。

お仕事で忙しい中、合間を縫って彼がタクシーで来てくれた!窓から見えるかなあと見ていると、降りるところが見えた。わたし暇か。結局毎日来てくれていて、本当にありがたい。週末退院の期待が折れてしまったので少し泣いてしまった。ちょっと自暴自棄になり、お風呂に入らずプリンを食べて寝る。

 

6.1 入院八日目 やっぱり帰れる?!

今日担当の看護師さんはなんと同い年。地元長野では同級生の半分くらい結婚・出産しているそうで、早くわたしも帰りたいですーと。妊娠してから思うのは、地方出身の子の方が妊娠話に慣れていて、リアクションも驚き<おめでとうという感じで報告しやすい。わたしもこうなる前だったら、心配が先に立ってしまっていただろうな。

昨日グレてお風呂に入らなかったので、今日は早めに入る。夜に打ち合わせが入った彼が、午後テレワークにして病室で過ごしてくれる。電話してる様子を見ていて、営業だな~と思う。電話スキルが桁違いだわ。

月初だからか、看護師さんたちは衛生活動(?)を進めている模様。ドアがガタガタいうなーと思ってたら、部屋のドアにマスク・エプロン・手袋が設置されて感染防止仕様になってた。悪くなってるの?!とちょっと不安になる。シーツも替えていただけた。

お医者さんが来て、急ですが明日退院診察をしてOKだったら退院できますとのこと。なんだこの急展開は!笑 この日は天気も良くて気分が良かった。

6/13(水)の晩ごはん 上司と2ヶ月ぶりに会う

朝彼を送り出してから片付け、自分の支度を済ませて出勤の流れに慣れてきたような気がする。お化粧が引くほど早くなった。けれど疲れは残っているのか、この日のお昼休みは爆睡。そういえばいつもの拠点はお昼を食べて仮眠をする人だらけだけど、本社の人で仮眠とってる人見たことないかも。外に食べに行く人が多いからかな?働き方がこうも違うのかと驚くこと多々。

この日は上司が外出の予定のついでに本社まで面談に来てくれた。一時間も話すかな・・・とちょっと気が重たかったのだけど、あっという間に時間が過ぎた!違う拠点での支援作業が終わって今までの勤務先に戻ろうというタイミングで休暇・入院となってしまったので、実に2ヶ月ぶり。そこまで離れていると職場にもいろんな変化があって、それを聞いているだけで持ち時間が終わりそうなくらいだった。仕事については不安だらけだったのだけど、予想以上にこちらに理解を示してくれて驚いた。むしろ、わたしの性格上無理をしすぎるから本当に身体を第一にねと言われて本当に気が楽になった。要求を通すためにゴリゴリ人を動かすワンマンな印象だったんだけど(失礼)、こういう人が上司として味方についてくれるとすごく心強いなと思った。それとサプライズだったのが面談ついでに受けた賞与のフィードバック、ステイかと思いきや上がってた!3月末までの評価だから妊娠がわかる前だけど、自信になったしなんだか早く復帰して期待を上回る働きをしたいなあなんて思う(単純)。

仕事終わりごろには、本社近くの飲み会に来た偉い人二人と会う。会う人会う人顔が痩せた!お腹が大きくなった!って反応で面白い。このお二方も身体を一番にね、と。お子さんがいらっしゃるからか優しさでいっぱいって感じ。顔を合わせずにいるとどんどん不安が募ってしまうけど、変に考え過ぎてしまうのはよくないな。みんなすごく優しく見守ってくれるし、もしかしたらそうでない人もいるかもしれないけど、今の自分にできる精一杯を尽くしていればいいのかなと思えた。まだまだ気が早いけど、もし後輩がプライベートなことで仕事につまづくことがあればまずはその人を大事に考えて対応したいなと思った。少し前の自分だったら、切り替えてよ~って思っちゃいそうだけど。

 

この日は少し遅くなって、彼とスーパーで合流した。豚肉を手に取るわたしに、「豚肉が一番好きじゃないって言ってた割に頻度高くない?」と言われて確かにと思う。だって豚肉、安くて使いやすいんだもん・・・一人で買い物してるとお刺身に逃げるのはダメかなと思うけど、彼が手に取ると全力で勧めちゃう。楽だし。

 

晩ごはん

f:id:khkaori:20180615171639j:image

フライパンそのまま出したらパーティーみたいになった笑

 

回鍋肉

cookpad.com

cookpad.com

ナスも入れたかったので二つのレシピを合体。ナスを先に炒めるのは、色落ちを防ぐためかな?美味しい!また作ってと言われる。料理にリアクションしてくれるの嬉しいな。

 

小松菜と人参のナムル

cookpad.com

ちょっと味が薄い?との評価が下る。レシピの「胡椒たっぷり!」の指示通り入れたつもりだけど、もっと思い切っていいみたい。

 

茹でとうもろこし

cookpad.com

買ったらすぐに茹でないと鮮度が落ちちゃうらしい。とうもろこしってこんなに簡単に食べられて美味しいの?!びっくり。

 

ししとう

cookpad.com

ごま油で炒めて塩をまぶすだけ。粗塩だとより美味しそう。

 

この日も顔が疲れていたみたいで、彼が洗い物を手伝ってくれる。お風呂から上がって、彼が服を着ていたので驚くと、なんとプロポーズされた!妊娠も結婚も急なことだし無いかなあと思ってたんだけど、やっぱりされるとすごく嬉しい。妊娠がわかって、一緒に住んで、今度籍を入れることになって、式も挙げないままするするっと既婚者になってしまうより良かった。プロポーズというものに対して漠然とした不安を感じていたんだけど(こんな口約束で大事なことが決まってしまうんだ、とか)、自分も所詮女子だな!泣いちゃうし、指輪ずっと眺めてられる。学生の頃に雑誌のエンゲージリング特集で「こんなのがいい〜!」と言ってたそのまんまのが現れてびっくりした。自分も相手のこと、こんな風に喜ばせられたらな。