I wish you were pizza.

よく喋る子どもがふたり、先天性心疾患の末っ子は入院中です。

選んだ方を正解にすべく一生懸命に

夫のおにぎりを作ってお米を切らしてしまい、子どもたちの朝ごはんはホットケーキ!いびつでも、盛り上がればOK。

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子どもたちを登園させて、その足でスーパーへ。いつも使っているところよりも遠いが、安いし品揃えもいいお店。いつも使っているスーパーも、家からだと「え、そこまで行くんですか!」という遠さなのだけれども、何事も慣れだなと思う。

この街に住む人はみんなここへ、というスーパーがあるんだけど、引っ越してきて早々に「運気が下がる気がする…」という謎の勘で使わなくなってしまった。運気というぼんやりとした括りに入るのは、野菜の鮮度とか買い物の動線とか、お店の方の空気感など。街の合う合わないに加えて、スーパーの合う合わないもめちゃ大事。

夫と最初に住んだ街のスーパーは、珍しいお魚がよく並んでいたのが楽しかった。初めての料理に四苦八苦しながらも、あのスーパーの優しい店員さんたちがいてくださったから腐らず続けられたように思う。。

 

家に帰って、期限間近の図書館の返却本をまとめる。袋が変形するほどの、ドン引きな量の絵本。そういえば長女の保育園のお友だちと一緒に図書館に寄って、お母さん方に「大丈夫ですか…!ベビーカーにかけますよ!」としきりに心配させてしまった日の絵本たちだった。アドレナリンが出ていて「大丈夫です〜!いつものことなので…笑」と答えてしまったが、冷静に一人で見ると、大丈夫じゃないでしょう!?と気づいた。

 

末っ子の病院へ面会に。長女が風邪の間面会は控えて荷物のみだったので、会うのは久しぶり。顔を見るとにこーっと笑ってくれてとても嬉しかった。

入院して初めて、おむつ替えをさせてもらった。看護師さんもお忙しいにもかかわらず、少しでも関われるよう配慮いただけてありがたい。面会に通うなかで親ができることは本当に少ない。おむつ替えの最中、かなり痩せてしまった姿を目の当たりにした。

お医者さんから、次の検査までもつかどうか…と言われていたので絶望的な気持ちのまま2週間超過ごしていたが、別のお医者さんから「良くもないが悪くもない」的なコメントをいただいて少し希望を持った。入院中初めて、絵本を見せた。末っ子は一生懸命に目で追っていた。

帰り道、今料理を頑張ることはゆくゆく末っ子の心臓のための減塩料理をおいしく作る下支えになるかもしれない!と思った。病院に行って病気のことと向き合うのが怖くなってしまっていたり、気を抜くとポロポロと涙がでてしまうような不安定な自分の気持ちが、少し上向いたのを感じた。

 

実は今日、海外に住んでいる友だちが一時帰国中で誘ってくれたのを断って面会に行くことにした。行きたかったけど、末っ子に万が一があってすぐに病院にかけつけられる距離ではなかったため泣く泣く。

でも、今日は面会に行ってよかったと思った。何が正解かなんてわからないけど、選んだものを正解にすべく一生懸命生きていくのが大事だなと思った。断ってしまった友だちにも、いつかまた胸を張って会いに行けるように!

 

帰り道、取り寄せをお願いしていた本を受け取りに本屋さんへ。「これも…!」と手を伸ばした結果お会計が大台に乗りかけたが、本のお会計の伸びは純粋に嬉しい。こういうときは、おまけに子どもの絵本も買っている。

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録画した番組を観ながら洗濯をたたむ。コウケンテツさんが陸奥湾のナマコの加工所を訪れ、干しナマコをつかった料理をつくる番組と、フランスのクレープの料理番組。いろんなところのことを知れて面白い。

 

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乾燥豆を一袋一気に煮戻し、半分は冷凍、半分は有元葉子さんのレシピでかき揚げに(!) にんじんをかき揚げにすると甘くておいしい。

今日は次女も一時間くらいで食べ終えてくれて、私の心の平穏も少し保たれた。相変わらず、「手が止まってるよ」「おしゃべり一旦やめて、食べよう」と声かけするのは毎分言っているくらいの気持ち。。

私の父があっという間に食べ終えてしまう人で、「食事の時間も有効活用しなさい」と言うのが嫌だった(たしかに私も死ぬほどダラダラしていたし、勉強しなさすぎていた)。自分は、食事の間楽しくおしゃべりできる人と結婚する!と心の中で誓ったのもあり、はよ食べろコールは言うたび気持ちが萎む。子どもがちっちゃいうちは、必要なんだけど。

長女からは、クラスのおかわり事情を毎日のように聞かされる。不動のトップでおかわりにありつく男の子がいて、他の子がおかわりする前に二回目のおかわりを求めるらしい。笑 そのガッツがうらやましいけれど、その子のおうちの人は「もっとゆっくり食べてくれ〜」と思ってるのかもしれない。ないものねだりの子育て。

 

寝かしつけ後、帰宅した夫にナマコについて語る。