3/24(火)の晩ごはん 掃除も料理も「まずやってみる」 缶詰めで乗り切った日
料理は楽しくなってきたけど、家事全般不向きだなあと最近つくづく感じる。そりゃ部屋が綺麗な方がいいに決まってるけど、まあ死なないし!とついつい後回しにしてしまう。整える<休む、を続けて散らかった部屋で消耗して…の負のサイクル。なんとかしたいなあと思って立ち読んだズボラ家事の本に「まず食器洗いをせよ」とあったのを思い出してせっせと食器洗い。今はこれ!と取り組んでると娘も自然とひとり遊びしてくれる(長持ちはしないけど…)。そんな波にのって掃除熱が高まってひたすらに物を捨て場所を開け、空いたスペースを掃除。自分の熱しやすく冷めやすい性格がわかっているのであと少し、あと少し、と続けるうちに夕方になっていた。「まずやってみる」の姿勢って腰の重い系の家事、勉強、運動…何にでも効くな。
買い物にでるタイミングを逃してしまい、うーん…と悩んだけれどとりあえずお米を洗って水に浸ける。そうすると家にあるものでベストな食卓を作るぞ!と燃えてくるから不思議。当てにしていた鯖缶が見つからず、鯖ご飯と鯖トマト煮込みの案は散ってしまったけど、トマト缶、豆缶、ツナ缶、スープ缶と我が家の缶詰総動員させてなんとか。
・ナスのトマトグラタン
・大根と人参の塩麹サラダ
・野菜ピラフ
・野菜オムレツ
・コーンスープ(缶あたため)
塩麹サラダがびっくりなお手軽さで野菜がもりもり食べられた。ライトなお漬物って感じの味。野菜オムレツがヒット!スペインオムレツを作るにはジャガイモが足りないな〜と断念したけど、近いものができた。コンソメを入れるのがポイントとみた。
美味しい!と言ってもらえるのがもちろん嬉しいけど、材料不足の中完成させた食卓を自慢しながら食べるのもまた好き。天野ひろゆきさんが「食材が足りない状況の方が料理好きは燃える」と言ってたのがちょっとわかった。綺麗になった部屋も自慢して眠る。
3/23(月)の晩ごはん スパイスカレーに挑戦!
妊娠8ヶ月、いよいよ後期に突入。ひとり目に比べてつわりがだいぶ軽くて、1歳児とわーっと過ごすうちあっという間にここまできてしまった。が、7ヶ月の終わりごろから身体が思い通りにならないのを感じていて、8ヶ月の今ははばからず「しんどい!」と口にして隙あらばソファで横になる。
この日娘を外遊びに連れていけず…動くのが楽しい時期なのに申し訳ない。でも、コロナの影響で家で楽しく過ごすための工夫がたくさんシェアされていて、外で子どもを遊ばせるのがしんどい妊婦も前向きな気持ちになれる。いい時代だな。
義実家で過ごすと、わたしの生まれ育った環境とは違って古き良き日本!を骨の髄まで味わう気分。プチ異文化体験として面白くもあり、でもちょっとした偏りを自分のなかで正してバランスをとりたくなる気持ちもあり。義実家でオールドスタイル出前をいただいた翌日の晩ごはんはスパイス摂取してみちゃおう!とスパイスカレーに初挑戦することに。最近ゆるく油の種類を気にかけるようにしていて、カレールーを使わずカレーをお手軽に作れたらいいなあとの思いもあり。
以前スープカレーを作ったときに一通りのスパイスは揃えてあったので、買い足したのはパプリカパウダーのみ。
・ベビーリーフのサラダ
・れんこんの梅しそマヨ和え
・スパイスカレー
と、残りもののミネストローネ。
スパイスカレーは一度作ってしまえば、玉ねぎをひたすら炒めるのも、ひたすらに煮込むのもゴールが分かっているから苦ではなくなりそう。工程が多くて面倒そうなレシピも、作ってみて自分のモノにしていく(手なずけていく?)感覚が最近好きだな。ターメリックライスなんてターメリックとローレル、バターを入れて炊飯器で炊くだけ。どうやってルーも小麦粉も使わずどろっとまとまった感じに仕上げるんだろうかと思っていたけど、玉ねぎがその役目を果たしているわけね、とわかることが増えていくのも楽しい。毎日のこととなるとやっつけ感が出てしまうわたしだけど、楽しむためにもアップデートを欠かさずいきたいな。
れんこんの梅しそマヨ和えはさっぱりでカレーのおともにぴったり。
むくみと倦怠感と共にある日々だけど、スパイス摂取でちょっとやっつけられた気がする!
3/20(金・祝)〜22(日)の三連休晩酌ごはん
20日(金・祝)ママ友ファミリーと過ごす一日
先週末にばったり会えたママ友ファミリーと早速ランチ。既に復職されている方なので生活のまわし方を根掘り葉掘り聞いてしまった。普段ママ友同士で集まると家族の話題が多くを占めて、家庭ごとの違いが見えて面白い。家事の分担とか、キャリアの選び方とか。きっとこんな関係性なんだろうなと想像していたのを、答え合わせをするような気分だった。夫は復職されているご夫婦に会うのが社外では初めてだと思うから、何かしらの刺激を受けてくれているといいな。
喋りたいことを喋り尽くして、あっという間に2時間!その間子どもは交代でお昼寝。
娘を外遊びさせようと百貨店の屋上庭園に連れて行ったら、まさかのママ友ファミリーと再会!パパが子どもについてくれて、ママ同士再びおしゃべり(止まらない)。パパのいない場になってできる話もあり、家事育児の分担についてなどなど。そこで「男性もやる気はあるのにその機会を女性が奪ってしまうのかもしれないね」と言っていたのがすごく印象的だった。料理しようか?と言ってくれるのを、冷蔵庫のやりくりとか色々頭をもたげた結果遮ってしまったりと、心当たりがある。自分でやってしまう方が楽だからと機会を奪ってばかりではお互いに成長できないよね。仕事と一緒だなあ。
帰り道、我が家付近でデザートを買って帰るママ友ファミリーと再びばったり会えて笑っちゃった。ランチだけのつもりが、結局一日通して遊べちゃったような気分だった。
帰りはハンバーガーにしちゃおう!とフレッシュネスバーガーの前で真剣にメニューとにらめっこ。5分ほど真剣に悩んでいざ購入、と扉を開けようとしたら臨時休業していて笑っちゃった。
ハンバーガーの気分で仕上がっちゃったからちゃんとしたごはんを食べる気分でもなく…今日はおつまみメニューで晩ごはんにしちゃいましょう。
・ホタルイカと菜の花のガーリックソテー
・大根サラダ
・新じゃがのコンソメポテトフライ
・ごぼう揚げ
・大根のチーズステーキ
作っては食べ、とやっていると黙々とひとりキッチンに立つ感じがなく楽しい!晩酌ごはんスタイルもなかなか良いなと学びました。
21日(土)上野でお花見
お弁当でも買ってお花見しよう、と公園に向かう道中で夫が昨日食べ損ねたハンバーガーを思い出す。フレッシュネスでもなくなんでもいいから、と久しぶりのマックを買って上野公園へ。さすがに休日はお花見客で賑わっていたけど、例年の宴会の様子とは違ってのどかな雰囲気。混み出す前にと娘のお弁当を食べさせ、親はマックをかき込む。久しぶりに食べると美味しい。
夫が娘をお散歩に連れて行ってくれて、ぽかぽかの陽気のなかひとり読書することができた。同じ本を読むのでも、娘のお昼寝の合間に暗がりで読むのとは気持ち良さが桁違いだ。戻ってきた夫に、光合成できちゃった気分!と伝えた。感謝。
娘がお昼寝したところでいつものカフェに入って夫は仕事、わたしは日記をつける。午前中夫に見てもらったので、今度はわたしが目覚めた娘を連れてユニクロへ。娘の保育園用の服の追加と、妊婦体型でも着られる春服を調達。選んで試着して…というのが子連れ妊婦にはかなり堪える。とりあえずなんでも揃うユニクロでお買い物するばかりになっちゃったなあ…体型が戻ったらドンピシャに気に入る服を探す一日を作ったりしたい。
夫と合流して、遊具のある公園へ。娘の大好きな滑り台は夫のいるお休みにしか遊べないから、ここぞとばかりにたくさん滑ってもらう。この日は木馬みたいな跨って揺らして遊ぶ遊具を気に入ったご様子。
たっぷり遊んだので、今日の晩ごはんは銀だこ頼み。
・銀だこお持ち帰り
・昨日漬けておいた味玉
と、残りものたち。
気楽でいいわね〜
22日(日)友達と過ごしたのち義実家
夫は義実家親族の結婚式へ。わたしと娘も出席予定で楽しみにしていたのだけど、コロナの影響で欠席することに。行きたかったな〜としつこく絡んで送り出した。笑
わたしと娘は友達と待ち合わせていつもの屋上庭園へ。各々お弁当を買ってピクニック気分で食べる。お互いの最近好きなこと、職場のことなどなど、聞きたいことを聞いて喋りたいことを喋って大満足。多趣味でマニアックな友達と話すとたくさんの発見があって楽しい。少しの時間でも豊かな気持ちになれて、本当に良い友達を持った。娘もたくさん歩き回れて遊んでもらえて嬉しそうだった。
そうそう、この日友達が腹痛で1時間ほど遅れちゃったんだけど、ちょうど娘のお昼寝と重なって本屋さんでゆっくり本が読めていい時間が過ごせた。待ち合わせ場所が本屋、の充実感を久しぶりに思い出せた。
義実家へ顔を見せに向かう。たくさん人がいて、娘はどこに歩いても相手してもらえる状態で大ハッスルしていた。この日の晩ごはんは義実家で出前を一緒にいただく。三連休だと気持ちにゆとりができるのか、義実家で過ごす時間も消耗感なく過ごせる気がする。
3/19(木)の晩ごはん お花見と塩麹
松坂屋のお花見弁当がパンダづくしで可愛い!と母が教えてくれて、上野公園でピクニックすることに。1歳児×妊婦を外に連れ出してもらえるだけでありがたい。
上野公園の桜はちらほら咲きはじめていた。平日お昼前は人もまばらで、子ども連れがほとんどだから安心感がある。炊き込みご飯、枝豆、焼き芋のいつもの娘用お弁当セットを満足するまで食べてもらったあとに、大人用ごはんを広げる。
娘は久しぶりに見るパンに「ワオー!」と両手を振って喜んでいた。娘にあげるにはクリームたっぷりのパンで母は申し訳なさそうにしていたけど、たまにだから良いよね。テキトーすぎかしら。
食後は公園を歩き回って、遊具のあるエリアにも。滑り台に乗りたがる娘を、一緒には滑れないから地上から抱えて滑らせる(おばあちゃん頑張りました!)。妊婦一人ではいろんなリスクを考えて娘を思い切り遊ばせてあげられないから、とってもとっても助かった。娘がお昼寝する間にみはしであんみつを食べて解散。
母と娘とお花見ピクニックしたの、その日の晩に写真見返しただけでしんみりとしちゃう。忙しくなっても忘れたくないなあ
— kaori (@khkaori) 2020年3月19日
実の親のありがたさって、自分が親になってやっと心から感じられるようになったかも。そんなもんだから、あまり力まず子育てしていこう。この先長いもんね。もちろんできる限りのことはするけど。
今日はキッチンに立っただけエラい!の気持ちで。
・ミネストローネ
・ひじきの炊き込みご飯
・鶏むね肉の塩麹焼き
・ベビーリーフ
三連休前の晩ごはんなので、先週に倣って野菜スープを仕込む。スープと決めていたから久しぶりにセロリを買った。先週末の鍋の鶏むねが硬くて悔しかったので、柔らかくするための色々を調べて初めて塩麹を使ってみた。下味がわりに漬けておいて、あとは焼くだけ。なんてお手軽なんだ。なのに「おお!」と思わず声に出したくなるジューシーな仕上がり(そして後からわかったのが、夫の腸内環境が改善された!おならが臭くなくなった。笑)。ブームからはだいぶ遅れをとりましたが、塩麹様様…恐れ入りました。
毎日のように料理をしていると同じような調理法ばかりになってしまいがちだけど、こうして新しい調味料を試したりアップデートする気持ちは忘れないようにしたいな。明日は祝日だー!!
3/17(火), 18(水)料理できずの二日間で料理は自分のためでもあると学ぶ
17日(火)ペヤングが食べたいわけではない
お腹が痛い、とは違う生理痛のようなずーんとした重たさ。妊娠してからしばらく忘れていた感覚だけど、いわゆる体調不良にはない全てのエネルギーを削ぐほどのパワーにやられる。娘には申し訳ないけれど、基本横になった状態で対応させてもらい、お昼寝の時間は全力で一緒に寝る。そして、娘に起こされる。今日は娘にごはんをあげて生命維持してもらうくらいで精一杯だなあ…でも、前よりもご機嫌の時間が長くなったようで助かる。
ひとりでみているのがしんどくて、夫が買い物して帰ろうかと言うのを(一刻も早くバトンタッチの方向で!)ととりあえず帰宅してもらう。そう、ひとりでみているのって横になって休んでいても子の全てに責任を持つのはお休みできない緊張感がある。
バトンタッチして早めに寝かしつけして、さて晩ごはんをどうしようかとなる。ピザをとる?デリバリーを頼む?カップ麺?パスタ?と色々案が挙がるけれど弱っているときこそ身体に優しくておいしいものが食べたい…が、料理する気力はない。夫は「ペヤング好きだしペヤングで全然いいよ!」と言ってくれるのに、ああわたしは家族が喜ぶからと料理を頑張っているつもりだったけれど、自分が食べたいものを作っていたのだなと気づいた。
もちろん家族においしい!と言ってもらえるのが一番嬉しいし、健康でいてほしいから身体にいいものを作りたいと思う。でも、これからは家族のために「やってあげてる」気持ちは捨てて「やりたくてやってる」のマインドでいこうと思った。人にやってあげていることでも自分がやりたくてやってる。一品足すのも自分が作って食べたいから。食べてほしいから。そう思うと「頑張ってるのに!」と空回りすることもないし、「なくてもいいよ」と譲歩してもらうことに申し訳なく思うこともないし、すごく健全な気がする。語弊のないように伝えるのが難しいけど…今はそんな気分。
夫は結構楽しそうにペヤングに湯を注いで、美味しそうに食べていて、ああこうしてどんな状況でも楽しめる人と家族になれて幸せだなあと思う。
18日(水)ご近所ママ会の日
夫が在宅にできるか調整してみる、と出勤していったので迷ったけれどご近所ママ会に少し顔を出すことに。ひとりで娘をみているよりも気が楽だし。
4人のうちひとりが既に職場復帰しているのでみんなで集まるのは久しぶり。でも一年超のお付き合いで色々話してお互いのことが分かっている間柄だからブランクを感じずなんでも聞いて答えて、おしゃべりって楽しい!と心から楽しめた。
学生時代から自分のことを話すのが苦手で人との距離感を難しく感じていたけど、ママ友との交流でそれが少なくなったように思う。「こんなこと話してもなあ」と話題を引っ込めてしまっていたのも、ママの会話って「こんなこと」が重要事項だったりするからわたしには良いトレーニングの場だったのかもしれない。ツイッターを長年続けているのもみんながみんなそれぞれ言いたいことを言ってOK!の空間が心地いいのかな。学生時代は「学校」とか「クラス」とか同じ場に集まったクラスメイトとおしゃべりするから話題の選別を気にしてしまったところもあるけど、卒業後の今も会う友だちはステイタスが違っても付き合いたい、むしろ違うことが話題になる間柄だからそれも居心地がいい。まあ結局、学生時代の友だちもママ友も、合う人との関係は続いていくから心地よさが加算されていくんだろうな。これからも楽しみ。
子育てのこと、住まいのこと、仕事のこと、などなど。みんな人生の先輩でもあるから、話していて得るものがたくさんある。自分も還元できるようになりたいな。
途中身体が重いなあと感じるときもあったけど、各々お酒を飲んで好きなように過ごすいい意味でのフリースタイルだから気兼ねなく休めた。
少し顔を出すだけのつもりが、ママ友のお母さん、おばあちゃんともご挨拶したりで結局長居させてもらってしまった。今日は潔くお弁当を買って帰る。
夫には今日話したことをイチから全部伝えて、お風呂場まで一緒に行ってずっと喋っていた(しつこい)。普段は子どもとふたりの生活だから一日の全部を伝えてもじゅうぶん晩ごはんのトピックになっていたけど、ちょっと社会に触れて同じように話すとボリュームの違いに驚く。刺激を受ける意味では復職も楽しみだな。
二日間料理お休みしてだいぶ回復したので、またがんばろー。細く長く。
3/16(月)のお弁当と晩ごはん 育児は人を巻き込んで持久力を保つべし
妊娠7ヶ月、いよいよ最終週。週末の遊び疲れもあって身体を引きずるようにしてやっと起きる。ごはんの冷凍ストックを週末に使い切ってしまったので朝ごはんとお弁当は諦めるつもりだったけれど、夫の出勤がいつもより遅めとのことで早炊きにして小松菜チャーハンを作る。バタバタで朝ごはんの写真は撮り忘れちゃったけど、お弁当まで作れた。すでにやりきった感。
ここまで頑張れたのも、ピクニックの予定が入っていたから。産後ケア教室で知り合ったママたちと、一年越しの再開。もう集まることはないかなあと思っていたら、コロナの影響で子どもの遊び場がなくなっていくのをきっかけに連絡してくれたママのおかげで復職前に再集合することができた。娘の分のお弁当もいそいそ詰めて、いつもと違う少し遠くの公園へ。
久しぶりでドキドキだったけれど、歩き回る子どもたちを追いかける合間に話題は尽きることなく、あっという間にお昼寝の時間になった。教室に通っていた産後間もない時期はママ友とどんな風に会話をしたらいいのかお互いに探り探りだったのが、それぞれ生活の基盤を築いていい意味で肝がすわったような感じがして居心地よかった。子どもの成長はあっという間だけど、母の方も成長してるんだなあと感慨深い。同じような境遇の人とのお付き合いが深まることが多いけれど、春から復職する人、専業主婦で子どもと一緒の生活を送る人、いろんなステイタスの人が集まるのも面白い。専業主婦の目線で一時保育を利用した感想だとかを聞くことができて、せっかくのご縁だしこの集いも大切にしたいと思った。
そして、男の子の活発さに驚いた。今までは性別による違いってそこまで感じたことがなかったけど、男の子は体格面で、女の子はコミュニケーション面でそれぞれに成長しているのを実感。児童館がお休みになってヒーヒー言ってたわたしだけれど、男の子のママはもっと苦労しているはず。ただただ尊敬。
行きは電車で行った道のりを、帰りは歩きで。歩いてみると「ここを抜けるとここに出るんだ」と位置関係のよくわかっていなかった土地同士が繋がってくる。引っ越して2年弱、ようやく分かってきたような、ますますわからないことが出てくるような。
娘が寝落ちたタイミングでカフェを探すけれどベビーカーで入れるような勝手知ったるチェーンカフェはなかなか見当たらず。住宅地あるある。結局病院のスタバに入った。ベビーカーでの移動が基本となってから、多目的トイレのありがたさをしみじみ感じる。一人でベビーカーを押していると基本的に一緒に入れるところでしか用を足さず、そうすると日中鏡を見る機会がほとんどない。風の強いこの日、鏡の中には想像以上にボロボロの子連れ妊婦の姿があって衝撃を受けた。
気を取り直して家まで再び歩いて帰る。強風に煽られないようにして歩くだけでなんだかヘトヘトになってしまい、娘も目を開けられずわんわん泣いたのでスーパーに寄らず直帰。強風の日もベビーカーのレインカバーがあるといいのかも。
炊き込みご飯だけ仕掛けて、夕方ごろ買い出しに出る。夫の帰宅時間に重なり、荷物を持ってもらって帰宅。夫が娘の相手をしてお風呂に入れてもらってる間に台所に集中して時短晩ごはん。
・ハンバーグ
・グリル野菜
・舞茸のバターポン酢炒め
・かぶと厚揚げの煮もの
・鯖の炊き込みご飯
・フムス(頂きもの)
・オニオンスープ(缶あたため)
ハンバーグはソースがツヤっとしたものをイメージして作ったんだけど、欲張って野菜をたくさん蒸したら家庭的な味になってしまった。これはこれで美味しいからいいか。娘がかぶに興味津々だったのであげてみたら気に入ったご様子!
月曜日からふーっとため息のでるお疲れモードだけど、ひとりで娘に向き合ってじりじり疲弊する感じとは違って心地よい疲れ。やっぱり育児は人を巻き込んで持久力を保つのが心身共に健全な気がする。
3/14(土)15(日)の朝晩ごはんとランチ 人と会う週末
14日(土)雨の日本橋
全部前日の残り。野菜たっぷりのスープを朝ごはんに持ってくると休日の外食の分を整えられるような気がして良い!
この日は雨。どうやって過ごそうかと悩んだ結果、とりあえず娘の様子を見ながらお散歩に出る。寝そうで寝ない…と歩くうち、勝手の分かった日本橋に。
ソファのあるお店で娘に発散してもらいながらランチ。馴染みのない野菜がたくさん入ってるだけで楽しめるようになった。
娘の寝落ちを待ちつつ誠品書店。文學界でブレイディみかこさんの新しい連載が始まったというので読んでみる。すごく面白かったので夫にも読んでもらうと、すでに『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んだ夫はそれに重なるテーマだと教えてくれる。わたしも早く読んでみないと。連載のほうも立ち読みでは消化しきれず買って帰る。夫の購入ラインナップの中に宝塚の本があったのに驚いた。一緒に暮らす家族だとお互いなんでも分かったようなつもりになってしまうけど、こうしてふと知らなかった一面に触れるとハッとする。
娘が寝たところでカフェを探して入ったら、思いがけずマタニティスイミングのママ友家族にばったり!同じように子どものお昼寝中に読書して過ごしてて、ああ価値観が一緒な気がする、と一気に盛り上がって家族ランチしようと約束した。少し話しただけで相手を元気にさせちゃうパワーがある女性で、憧れの人。
たっぷり読書をして満足したところで外に出ると、雨が雪に変わっていた。冬か!寒くて寒くて、こんな日は鍋だね、とスーパーに寄って帰る。
・かぶの葉としらすの平たい卵焼き
・鶏むねのもつ鍋風
・おいなりさん(持ち帰り)
鶏むねがパサついたのが反省。卵焼きは平たくするとおつまみ感覚でパクパク食べられる。晩酌にも出してその日のうちに完食。
15日(日)夫の上司宅でホームパーティー
休日朝ごはんのラインナップは変わらず。
夫の上司のお宅のホームパーティーに同じく1歳児を育てるご家族とお邪魔する予定が、リンゴ病になってしまったとのことでそのご家族は急遽キャンセルに。差し入れ用のお酒を託しに、わざわざパパが我が家まで来てくださった。こういうのが信頼を積み重ねていくんだなあ…
早めに向かって、向こうの公園で娘を遊ばせる計画。電車の時間が長く、着いたところで娘が寝堕ちてしまったのでカフェINして読書。その後ゆっくりお散歩しながら差し入れのパンを調達して公園巡り。上司のお宅周辺はわたしが中高時代住んでいた場所でもあるので、夫に地元紹介をするような気分だった。普段の生活圏が夫の地元だから、ほーら、東京の西側ならではの良さがあるでしょう!とプレゼンしてしまう。でも本当に、子どもを持つ親になって改めて訪れるとすごく子育て向きの街だと感じた。自分が子どものときには気付けなかった良さがたくさん発見できた。何しろ公園の充実具合がいい。こうして違う街を歩いてみると、この先暮らす場所にますます悩むなあ。
上司宅では料理上手な奥さまのおしゃれ料理をたっぷりいただいて、もうすぐ3歳の女の子のいるご家族から色々予習して。そのお子さんと娘の年齢差が、娘と第二子の年齢差と重なったので未来図を見ているようだった。女の子ふたりが並ぶのを実際目の前にすると、姉妹ってめちゃくちゃ楽しみだ!
わたし以外は奥さまも含め全員が同じ会社なので、会社についての話題もたくさん出てふむふむ、と夫の職場を覗き見気分。規模が大きくて上の世代が元気な会社は時代に沿って改革しようとしても細かなところまで浸透させるのはなかなか大変そうだな、と思った。こうして自分の会社以外の人と会社の話をする機会も大切ね。育休中家族が中心の生活にどっぷりだったから、久しぶりの社会人トークにうまくリアクションできなかったのに内心焦りを感じる。4月に向けてリハビリ強化の決意を改めて。
キッズふたりがいるので早めに解散。でも濃密でくたくた!週末はあっという間に過ぎちゃうな。