I wish you were pizza.

よく喋る子どもがふたり、先天性心疾患の末っ子は入院中です。

3/17(火), 18(水)料理できずの二日間で料理は自分のためでもあると学ぶ

17日(火)ペヤングが食べたいわけではない

お腹が痛い、とは違う生理痛のようなずーんとした重たさ。妊娠してからしばらく忘れていた感覚だけど、いわゆる体調不良にはない全てのエネルギーを削ぐほどのパワーにやられる。娘には申し訳ないけれど、基本横になった状態で対応させてもらい、お昼寝の時間は全力で一緒に寝る。そして、娘に起こされる。今日は娘にごはんをあげて生命維持してもらうくらいで精一杯だなあ…でも、前よりもご機嫌の時間が長くなったようで助かる。

ひとりでみているのがしんどくて、夫が買い物して帰ろうかと言うのを(一刻も早くバトンタッチの方向で!)ととりあえず帰宅してもらう。そう、ひとりでみているのって横になって休んでいても子の全てに責任を持つのはお休みできない緊張感がある。

 

バトンタッチして早めに寝かしつけして、さて晩ごはんをどうしようかとなる。ピザをとる?デリバリーを頼む?カップ麺?パスタ?と色々案が挙がるけれど弱っているときこそ身体に優しくておいしいものが食べたい…が、料理する気力はない。夫は「ペヤング好きだしペヤングで全然いいよ!」と言ってくれるのに、ああわたしは家族が喜ぶからと料理を頑張っているつもりだったけれど、自分が食べたいものを作っていたのだなと気づいた。

もちろん家族においしい!と言ってもらえるのが一番嬉しいし、健康でいてほしいから身体にいいものを作りたいと思う。でも、これからは家族のために「やってあげてる」気持ちは捨てて「やりたくてやってる」のマインドでいこうと思った。人にやってあげていることでも自分がやりたくてやってる。一品足すのも自分が作って食べたいから。食べてほしいから。そう思うと「頑張ってるのに!」と空回りすることもないし、「なくてもいいよ」と譲歩してもらうことに申し訳なく思うこともないし、すごく健全な気がする。語弊のないように伝えるのが難しいけど…今はそんな気分。

夫は結構楽しそうにペヤングに湯を注いで、美味しそうに食べていて、ああこうしてどんな状況でも楽しめる人と家族になれて幸せだなあと思う。

 

18日(水)ご近所ママ会の日

夫が在宅にできるか調整してみる、と出勤していったので迷ったけれどご近所ママ会に少し顔を出すことに。ひとりで娘をみているよりも気が楽だし。

 

4人のうちひとりが既に職場復帰しているのでみんなで集まるのは久しぶり。でも一年超のお付き合いで色々話してお互いのことが分かっている間柄だからブランクを感じずなんでも聞いて答えて、おしゃべりって楽しい!と心から楽しめた。

学生時代から自分のことを話すのが苦手で人との距離感を難しく感じていたけど、ママ友との交流でそれが少なくなったように思う。「こんなこと話してもなあ」と話題を引っ込めてしまっていたのも、ママの会話って「こんなこと」が重要事項だったりするからわたしには良いトレーニングの場だったのかもしれない。ツイッターを長年続けているのもみんながみんなそれぞれ言いたいことを言ってOK!の空間が心地いいのかな。学生時代は「学校」とか「クラス」とか同じ場に集まったクラスメイトとおしゃべりするから話題の選別を気にしてしまったところもあるけど、卒業後の今も会う友だちはステイタスが違っても付き合いたい、むしろ違うことが話題になる間柄だからそれも居心地がいい。まあ結局、学生時代の友だちもママ友も、合う人との関係は続いていくから心地よさが加算されていくんだろうな。これからも楽しみ。

 

子育てのこと、住まいのこと、仕事のこと、などなど。みんな人生の先輩でもあるから、話していて得るものがたくさんある。自分も還元できるようになりたいな。

 

途中身体が重いなあと感じるときもあったけど、各々お酒を飲んで好きなように過ごすいい意味でのフリースタイルだから気兼ねなく休めた。

少し顔を出すだけのつもりが、ママ友のお母さん、おばあちゃんともご挨拶したりで結局長居させてもらってしまった。今日は潔くお弁当を買って帰る。

 

夫には今日話したことをイチから全部伝えて、お風呂場まで一緒に行ってずっと喋っていた(しつこい)。普段は子どもとふたりの生活だから一日の全部を伝えてもじゅうぶん晩ごはんのトピックになっていたけど、ちょっと社会に触れて同じように話すとボリュームの違いに驚く。刺激を受ける意味では復職も楽しみだな。

 

二日間料理お休みしてだいぶ回復したので、またがんばろー。細く長く。