I wish you were pizza.

よく喋る子どもがふたり、先天性心疾患の末っ子は入院中です。

再入院のこと

昨年末、次の手術を待たずして体調悪化のため赤ちゃんが再び入院してしまった。

正直、もっとちゃんと向き合っておけば…と後悔ばかり。自分のだらしなさが嫌だ。でも、あの時の自分にはそれしかできなかった。末っ子の妊娠中に疾患がわかってからこれまで、何度もたらればを繰り返したけれど、義父が口にした「なるようにしかならない」に、なんとなく助けられている。

もっともっと、万が一に備えて準備をしておくこと、それから、なんでもない日常を過ごせる幸せを味わい尽くしておくこと。あと回しにしたり投げやりにならないように、自分との対話の時間をもつこと。頭でっかちになり過ぎず、五感を研ぎ澄まして過ごすこと。きちんと食べてきちんと眠り、心の栄養もとること。

 

救急搬送された先の病院で、「覚悟してください」と言われて、気が気じゃないまま帰宅し迎えた翌朝。待合室にあった『森の絵本』を読んでポロポロと涙がこぼれた。どんなに辛くても、今生きていることの幸せと、今までに感じた幸せは忘れちゃいけない。

その日、なんとか一命は取り留めたこと、主治医のいる病院に転院することを聞いて帰宅し、近所の本屋さんに絵本を注文した。

 

今私にできることは、今を一生懸命に過ごすこと。末っ子を、自信をもって迎えられるような人になれるように。なにが起きても、子どもたちが安心して過ごせる家をつくれるように。そんな思いでとりとめもない毎日を記録していこうと思う。前を向く!