I wish you were pizza.

よく喋る子どもがふたり、先天性心疾患の末っ子は入院中です。

NICU通いで役立ったもの(搾乳関連、点滴ジャケット)

末っ子は生まれてすぐNICUに入って翌日に予定していた心臓の手術をし、その後しばらくSICU(外科系集中治療室)に。安定してきたら小児科へ。その後他の部位での手術が必要になって転院した先のNICUへ…と、新生児期の間に居場所が4ヶ所も変わった。

その度に面会のルールが変わり、持ち物が変わり、入所するなり「なるはやで持って来てください」というような急なオーダーの連続。日中は末っ子の病院、朝夕は上の子たちの育児に…ネットであらゆるレビューから新生児病児向けをすくい上げ吟味する時間も気力もゼロに近い。そんななか検索に引っかかった先輩方のブログ記事が超ありがたかったので、いつか誰かのお役に立てますようにと記しておきます。

 

搾乳機

産科病棟では手動のものと、メデラのシンフォニーを使わせてもらっていた。病棟と同じものはレンタルでも高くつくし、二度目の心臓の手術のときにも必要となると、購入しておいても良いかな〜とAmazonで色々リサーチ。

両胸同時にできるものと迷って、結局パーツ単体での販売があってお手頃なピジョンに。一ヶ月使ってみて、上の子たちの面倒見ながら搾乳するにはコードレスが一番重要だと実感!(子どもの動きに合わせて、家中動き回りながら搾乳スタイル)

時間を測っているのも手間で、搾乳機に経過時間が表示されるのが助かった。

母乳パック

母乳バッグはピジョンとカネソンを併用。最初の頃は違いがあまり感じられなかったけど、個人的にはカネソンの方が開封の手間が少なく、剥がすだけでOKのテープが付いていて使い勝手が良く感じた。

最初の頃は5mlを3時間ごとに、24時間で計40mlからのスタート。一度解凍した母乳は24時間で廃棄のルールだったので、ピジョンの40mlのサイズが助かった。

赤ちゃんの飲む量が増えてきたらだんだんとサイズアップ。軌道に乗ってきて今は一度に70ml飲むそうなので、小分けにする必要は無くなった。一度に搾乳できる量をカネソンの100mlとピジョンの80mlを併せ使い分けて入れている。

  

保冷バッグ・保冷剤

転院先は電車で一時間くらいかかる場所で、夏日だったのできちんとした保冷グッズを用意することに。ここまでの重装備、必要かな?と迷ったけれど、転院の日は家から保冷剤を持参→病院で待機→ドクターカーで移動の計4時間くらい持たせる必要があり、結果用意しておいてよかった。何より心の安全のためにも!

ロゴスの保冷剤のMサイズが保冷バッグにジャストフィット。底面と蓋、計二つをセットしていた。

 

どうでもいいけど、近場の病院へ戻ってからも子乗せ自転車の前側にスポッと入っていいサイズ感だった。笑

 

一度目の手術後、母乳がなかなか飲み進まず(これがきっかけで別の部位を手術することになる)、自宅の冷凍庫にどんどん搾乳だけが貯まっていく時期があった。義実家にお世話になっている間は冷凍庫のスペースを取り続けるのに罪悪感もあって、ある時期から搾乳を冷凍せず捨ててしまってた。

が、その後のNICU通いで体調を崩し、いざ本格的に搾乳が必要になった時に母乳の出が悪くなって冷凍のストックはあっという間に無くなってしまった。ストックがないと毎日せっせと母乳を搾り病院へ運び続けなければならず、毎日追われている感…

これから搾乳に挑む方は、ぜひ元気のあるときに冷凍スペースの許す限り冷凍母乳を貯めておいていただき、後が楽になりますように。なにせ、赤ちゃんのことって不測の事態の連続なので…とにかく、休めるときに休む、も大事。

 

番外編・点滴ジャケットを作るにあたり

手術後は点滴の管がたくさんついていて、普通のベビー服の脱ぎ着が難しい。なので、フェイスタオルを使った簡易的な服を作るよう言われた。そのオーダーも産前入院の三日前とかで、寝かしつけ後に夜なべしてヒーヒー言いながら(手芸がめちゃくちゃ苦手)なんとか作った。大変だったけど、転院先でも活躍したし作ってよかった。

バイアステープ?スナップボタン?と用語がピンとこなくて調べるのもひと苦労。点滴ジャケットの作成イメージはネットの海にも見つけられず、わからないなりに役立った品々を貼っておきます。

  

 

その他、保湿剤やら哺乳瓶やら、産後病院で使うものはほとんどをAmazonで用意した。明日必要、でも買いに行く時間もない、八方塞がりなところすごくすごく助けてもらった!感謝!

育児関連はお店よりもAmazonが安いことが多く、手芸関連はモノによってはユザワヤの方が安いこともある、という所感でした。