晩ごはんを頑張ると翌日の朝ごはんが豪華になってハッピーね。
・キャベツと油揚げのお味噌汁
・ししゃも
と、残りものたち。
この日は母と待ち合わせてピクニック。体調がしんどくて予定もないのでヘルプ要請しちゃった。娘が朝寝をしたのでのんびり集合で。
コロナの影響で場所選びに悩む。密接空間を避けようとしても、母とは家が離れているのでどうしても移動は発生してしまう。母に来てもらってばかりだからなるべく母寄りで、と思っていたのだけど娘の朝寝もあって結局皇居東御苑に。
オフィスビルでお弁当を買って、勝手知ったる様子の母に続いて入場。母は植物観察の会(?)でよく来ていたみたいで、ガイドさんと一緒に歩いているような安心感だった。とにかく広くてのびのびできる!車が公園整備のゆっくり走るものだけだから、道路を歩くのもそこまで神経質にならずに済んでとても良い。もっと早く知りたかった(この二日後から休園になってしまった。引越し前にたくさん行きたかったけど…落ち着いたらまた楽しい時間が過ごせますように)。
娘に先にお弁当を食べてもらい、大人がお弁当を食べる間は母が焼いてきてくれたにんじんパンで気をそらしてもらう。食後はひたすらに歩く、歩く。月火と外遊びできなかった分を発散してもらえたかな?
後半は母に娘の付き添いをお願いして、横にならせてもらった。ありがたい…びっくりするほどスッと眠れてしまう。
最後に果樹園を見てまわる。「梨の花って臭いらしいんだけど本当かな?」と言う母に続いて匂いを嗅ぐと、たしかに臭い。こんなに可愛い花なのに。
こういう風に実体験で学んだことってインパクトが強くてなかなか忘れない。母がわたしにいろんな機会を与えてくれたように、わたしも娘に面白いものと出会う場をたくさん作ってあげたいな。そのために日々アンテナを張っていかなくちゃ。
母と別れてゆっくりゆっくり歩いて帰る。帰り道しんどくて、ドトールのココアをテイクアウトしてベンチで飲む。オフィスビルの合間の緑地で娘が葉っぱに見とれてくれている間、森絵都さんの『みかづき』を読む。夫に借りて読んでいたのを失くしてしまって、部屋の掃除で発掘したもの。詳細は省くけど、家族想いの父親がふらっと他の女性のもとへ行ってしまう描写があまりに自然で、ものすごいショックを受けた。
娘が飽きてしまってスーパーへ急ぐも、そのふとした恐ろしさが頭から離れず、なんだかちょっと寂しい食卓になっちゃった。
・塩アスパラ
・トマトと卵の中華炒め
・ぶりのステーキ ネギソースがけ
・小松菜チャーハン
・大根葉と大根、豆腐のお味噌汁
ちょっと気力が足りないときは、安定のレパートリーの中からメニューを決めてしまいがち。トマトと卵の中華炒めは夫と暮らしはじめて慣れない料理に奮闘して、初めて「これ美味しい!」が出た思い出。久しぶりに作った。
ピクニックからの帰り道、好きな和菓子屋さんの前を通ったのでいちご大福をお土産に買った。そしたら夫はアイスをお土産に帰ってきた!「なんか元気なさそうだなと思って」とのこと。お土産被り、そういえばうちの両親もしていたな。いちご大福が今日中だったので今日はそちらで。母にも買っていけばよかったな。
娘の寝かしつけ後、夫が仕事するかたわら『みかづき』の続きを読む。読み進めた先に救いがあってほしいと思ったのだけど、家族が散り散りになってしまうのが自分の実家との色々に重なってまたさらにずしんとくる。
昨年11月に夫婦のことで問題が起きて、それから夫は心を入れ替えて家族のためにめちゃくちゃ頑張ってくれている。だから過去のことを今更責めるのも違うし、でも思い出して辛いのを一番に分かってほしい相手は夫で、と行き場がなくなって泣いてしまった。こんなにも気持ちを揺さぶる文章を書く森絵都さんはすごい。しんどさはあるが、自分のペースで読み進めたい。まだ中盤くらい。
家族、友達、義実家、会社の人、とたくさんの人に恵まれて支えてもらって前向きに暮らしているけど(愚痴もこぼすけど)、根っこの部分では先行きに不安がある。復帰後の暮らし、引越しのこと、ふたり育児が務まるのか、自分のキャリアはどうなってしまうのか…コロナの影響が自分が想像していた以上のもので、自分の力ではどうにもならないことも加わり。自分にできるのは正しい情報を得て日々アップデートさせながら、とにかく目の前のやるべきことを一生懸命こなすこと。自分の大切な家族のためにできることをする。少しづつ、頑張ろう!